◆更新情報◆

2012年07月08日

与謝蕪村生誕300周年に向けた記念事業


    蕪村生誕300年記念事業実行委員会  

「蕪村祭」の実施 
    実施期間 : 平成24年度から平成28年度までの4年間
      日 程 : 毎年春・秋ごろ
       ----------------------------------------------------
   ・記念講演・シンポジウム
       蕪村文学の学者・俳人を招聘し、講演会・シンポジウムを実施 
 
   ・蕪村俳句大会
       一般の部、小・中学生の部に分けて実施し、全国募集を行う。
       各年の「蕪村祭」当日に受賞式を行う。茶会・バザーを開催
 
   ・蕪村絵画展   大阪市と京都との連携
 
   ・蕪村に宛てた絵手紙展    蕪村宛てた絵手紙を募集し、展示する。
 
   ・俳句教室 (子ども向けは俳句カルタ作り教室)

屋形船の「句会」
  枚方から毛馬記念碑の間、毛馬閘門から天神橋・毛馬公園まで遊覧「句会」

蕪村歩き会の実施ときマップつくり
  蕪村俳句とゆかりのある地域の「歩き会」実施、同地図を製作。

「国際俳句蕪村賞」の授与
  日本伝統俳句文化と“日本のこころ”を、欧州を中心に諸外国に広めるため、同賞の授与
  を設けて授与し、2016年の蕪村生誕300年記念事業の中心に据える。

俳句と他ジャンルのコラボーレーション企画を実施
  記念イベントとして、俳句を他のジャンルとのコラボを実現させ、俳句の裾野を広げる。
  (例:俳句と版画のコラボ、写真と俳句のコラボ)

蕪村生誕300周年記念サイトの開設・運営(制作中)
   サイトを開設、記念事業のPR、インターネットによる俳句会への応募を促進する。

イメージキャラクター・キャッチコピーの公募
   以後、それを使って生誕300年事業を盛り上げる。

蕪村を称える歌、曲の作成:ライブコンサートの開催(2団体と協議中)
   以後、児童合唱団やブラスバンド、市民レベルの楽団で発表会を行っていく。

蕪村ボランティアの公募
   記念事業推進のためのボランティアスタッフを確保する。

蕪村銅像の設置 (蕪村公園内・実行委で推進中)

在阪メディアとの連携 (ラジオ句会・記念事業を企画中)

蕪村公園へ植樹の寄贈 (この秋に桜2本、梅2本、もみじ1本)

俳句文化拠点と毛馬閘門、蕪村公園を総合した「まちづくり」案立ち上げ
posted by 蕪村生誕300年記念事業実行委員会 at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 記念事業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

諸外国と俳句文化交流・国際俳句蕪村賞の授与


NPO法人近畿フォーラム21の活動経過と今後の方針


市民講座「蕪村顕彰俳句大学」の開講
 10余年任意支援団体で活動してきた「近畿フォーラム21」は、平成8年4月26日に大阪府知事から正式にNPO法人として「認証」され、まちづくり支援事業やふるさと文化振興事業を進めてきました。
 中心事業は、大阪市毛馬町にこの地で生誕した江戸時代の俳人与謝蕪村を顕彰する「蕪村公園」が造営されたのを機に、大阪府・大阪市等の後援を受けて平成22年に市民講座「蕪村顕彰俳句大学」を開講しました。
 以来「俳句講演や俳句つくり句会」を毎月1回開催し、年に2回受講者からの優秀句作品を選考して「表彰式」を行っております。
 当事業は、早くも3年目を迎えましたが、これから特に力を入れなければならない新事業が浮かび上がってきました。それは、大阪俳人蕪村の生誕300年が4年後の2016年に迫って来たことです。このため、蕪村生誕300年を顕彰するため、当NPO法人近畿フォーラムの主催で、「蕪村生誕300年記念行事実行委員会」を設立しました。

「蕪村生誕300年記念行事」事業の推進
 「蕪村生誕300年記念行事実行委員会」では、この「300年を記念する行事」を平成24年の秋から始めます。特にこの機会に「俳句づくり」の関心が高まっている欧州諸国・台湾の大学日本語学科と「俳句」を通じての文化交流に力を入れていく方針です。

活動基本コンセプト  
  1. 世代を超えた「こころ」のコミュニケーション
  2. 時代を超えた「こころ」のコミュニケーション
  3. 国際蕪村俳句賞を新設、文化、言語、国境を越えた「こころ」のコミュニケーション
  4. 吟遊俳人蕪村300 Heart to Heart Communicationをテーマにしたメモリアル・イベントの実施
キャッチコピー  
     「俳句は人と人とのこころを繋ぐ」
                   =世代と時間を超えたこころのコミュニケーション

拡大活動目的
  俳句(日本人の価値観、繊細なことば使い)を通じて、海外との「こころ」のコミュニュケー
 ションを実施し、海外との気持ちを通わせた未来へ向かう大切な“つながり”をベースに国際
 文化振興を目的とします。

国際文化の振興を通じての活動 
   “大阪から俳句を通じてアジアへ世界へ”
   “海外の大学やアジア、欧米の人材との交流 ”
   “俳人蕪村が大阪毛馬生誕地であること世界へ広める“
   “海外との「こころ」のコミュニケーション“を実現する。

<展開案1> ”ウクライナをはじめとする欧米諸国との「こころ」のコミュニケーション”
    @ 2016年まで、毎年「俳句大学」が開催する「句会」へ欧米各国から俳句作品の出
      句をしてもらう
    A 蕪村生誕300年祭webサイト上にバーチャル蕪村公園を設置。世界中の人から俳
      句を出句。
    B 蕪村生誕300年祭に向けて、世界各国から出句された作品の中から優秀句を選考
      、その中から最優秀句を選考し、「国際俳句蕪村賞」(知事・市長賞)を授与する。出
      句作品に「寸評」を付随する。
    C 蕪村生誕イベント開催時には、各国と衛星回線で結び、生誕300年記念を祝う。

<展開案2> ”台湾を始めとするアジア諸国との「こころ」のコミュニケーション”
     上記欧米諸国との同一のアクティビティを実施しながら、日本人の精神世界、歴史の
     深さと人と文化のぬくもりを受け継いでいる親日国としての思いを結んでもらう。
     (蕪村300年記念行事プログラムを通じて高齢化する「日本人」の思いも踏まえ、日
      台のきずなを次世代へつなぐ連携態勢は既に成就)。

<展開3>  ”具体記念行事”    
  1. 「国際俳句蕪村賞」の授与(大阪知事賞・大阪市長賞等・2回)
  2. シンポジウム(俳句学者・俳人・俳句評論家・2回)
  3. 屋形船の「句会」(蕪村生誕地近郊の1級河川「淀川」で)
  4. 蕪村歩き会(蕪村句吟地と生誕地周辺の史跡歴訪し蕪村公園まで)
  5. 蕪村生誕300年記念サイト開設と運営
  6. 蕪村銅像の造営と寄贈(大阪市へ)
  7. 蕪村公園へ植樹、寄贈(蕪村俳句にでる植樹―大阪市へ)
  8. 蕪村生誕記念「俳句大会」(全国、外国から募集の優秀句表彰式)
  9. 蕪村に宛てた絵手紙展(同絵手紙を募集・展示)
  10. 蕪村カルタつくり教室(児童生徒対象に募集・優秀作品は表彰)
  11. 蕪村顕彰ライブコンサート開催(市民楽団、合唱団参加)
  12. イメージキャラクター・キャッチコピー募集
  13. 蕪村公園・毛馬閘門・生誕地を結ぶ「まちづくり」研究

 当NPO法人近畿フォーラム21では、「蕪村生誕300年記念」を盛り上げるため、上記諸記念事業を計画中です。しかも最も重要な事業は、俳句を介し諸外国と国際文化交流の実現を図ることで、「国際俳句蕪村賞」を準備しております。
 どうか欧州諸国の大学・愛好会等方々にこの趣旨にご賛同してご参加頂き、「俳句」を通して文化交流を進めたいと考えております。
 世界と「俳句」を介して“こころ”の友好関係を結んでいきたいと存じますので、どうぞよろしくお願い致します。              
                                               以上
posted by 蕪村生誕300年記念事業実行委員会 at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 新事業の展開 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蕪村生誕三百年記念事業の成功を期して

    
蕪村生誕300年記念事業実行委員会委員長  
         大阪市立大学大学院文学研究科教授・博士(文学)   
  村田 正博

   

 江戸時代の俳人 与謝蕪村は、江戸時代の半ば、享保元年(1716)に摂津の国東成郡毛馬村に生まれました。この文学史の上の事実は、私たちにとって、大いに注目されるところです。一つには、その生誕の地が、現在も大阪市都島区にその名を伝える「毛馬」であり、幾つかの俳句とともにその名を記憶していた蕪村という、いわば偉人的な存在に対して親近を感じる機縁となる点において。そうして、もう一つは、蕪村誕生より数えて、五年後(2016年)にはちょうど「三百年」を迎え、その遺業をしのび、そこに私たちの汲むべき現代的意義について考える、まことに佳き機会がめぐってくるという点においてであります。

 このことに思いをいたし、NPO法人近畿フォーラム21が主宰して、大阪府・大阪市・大阪市教育委員会・学校法人追手門学院・日本書芸院・大阪文化団体連合会・大阪俳人クラブの後援のもと、蕪村のふるさと毛馬に「蕪村公園」が造営されたのを機に、市民講座「蕪村顕彰俳句大学」を開設致しました。平素は大学で講筵をもたれている先生方にお願いして市民の皆さんに俳句についての理解を深めていただく「俳句歴史の面白さ講義」をひらいてご好評を博するとともに、大阪で活躍しておられる俳人の先生方を招請、市民の皆さんに「俳句つくり」の指導にも力を尽くして頂きました。
 昨年9月19日、そうして本年3月27日には優秀作品の表彰、および最優秀句刻字プレートの除幕を挙行いたしました。わけても、3月の表彰式では、大阪市立昭和中学校2年生 山本清和君の作「太陽が高くなりゆく春隣」が大阪府知事賞(新設)を、大阪市立鶴見小学校5年生 中田匠哉君の作「水面をさくらの花が流れてく」が大阪市教育委員会委員長賞(これも新設)をそれぞれ受賞し、ベテラン諸先達のみなさんとともに、新世代への期待を大きくふくらませております。
 この間、「蕪村公園」の一角に植栽も行いましたし、「蕪村顕彰俳句大学」も本年3月には第2期を終え、4月からは第3期が開講されました。また、俳句制作の推進を念じて、今後とも「大阪府知事賞・大阪市市長賞・大阪市教育委員会委員長賞・蕪村顕彰俳句大学学長賞」の贈呈式を企画しており(半年ごと)、公園内の最優秀句刻字プレートに新たな作品の数々が加えられるのが鶴首されるところです。
 きたる「蕪村生誕三百年記念事業」に向けて、これらの事業をさらに発展させてゆきたい存念でおりますことは申すまでもありませんが、「三百年」を迎える2016年を期してその実現を心に期していることがございます。
 その一つは、俳句の理解、俳句の制作を通して、大阪と世界をつなぐ一大句会を開きたいということです。多くの人々が世界平和を祈念しているにもかかわらず、政治の衝突、民族の紛争、宗教の軋轢など、日々の報道には胸が痛みます。そんな厳しい情勢のなか、これまで幾世紀にもわたって、決裂する国と国、対立する人と人をつないで、その心の和合をはかってきたものが、ほかでもない、「ことば」というものであります。たとえば、停戦の宣言や誓約書など、その端的な一例ですが、そこには力の関係や裏の画策もなくはなく、「ことば」の純粋な顕現とは言い切れない面もあるでしょう。

では、文学のことばはどうでしょうか。敵性の文学として輸入や翻訳が禁じられても、文学は、国家や民族の壁を超えて、人と人とをその胸の深みにおいてつなぎ、平和を勝ち取る原動力となってきたことを思い起こしていただきたいと思います。

 俳句は、文学の中でも、最も親しみやすいもの。十七音節という極限のすがたは、そのぶん限りなく奥深いものであるのはもちろんですが、愛好する人々の支持という点では、和歌や詩、小説や物語の比ではないという事実があります。

 この俳句を通して、世界をつなぐことはできないものでしょうか。

蕪村のふるさととして、この大阪から世界に向けて俳句の架け橋を架けわたして親善の輪を拡げる、その第一歩として、「蕪村生誕三百年」を記念する国際的な句会を開催したいと切望しております。
 もう一つ、大望があります。「蕪村生誕三百年」を期して、蕪村、さらには俳句の情報基地を私たちの手で開設したいということであります。

 和歌の歴史の上での第一人者、柿本人麻呂について、この書物をひもとけばそのすべてがわかる、そんな「人麻呂百貨店」とでもいうべきものを目指して、昭和の大歌人齋藤茂吉が大著『柿本人麿』全5冊(總論篇、評釈篇上・下、鴨山考 同補註篇、雑纂篇)を上梓しました(昭和9〜15年)。

そのひそみにならって、私たちは、いわば「蕪村百貨店」を、この時代ですからITによる情報基地として構築したいと考えています。

 蕪村やさらには俳句に興味を持つ市民の皆さん、卒業論文で蕪村や俳句を研究しようとする学生諸君、海の向こうで日本の文化や文学に関心を寄せてくださる方々が、ひとたびここを開けば、蕪村や俳句に関する情報をたちどころにどっさり入手していただける―、そうしてさらなる造詣を深めていただく契機となるような―、そんな蕪村をめぐる「情報百貨店」を立ち上げたいと思うのです。
 「蕪村生誕三百年」を期して、皆さまに喜んでいただける「記念事業」の実現をはかってゆくには、まず、お力をお貸しくださる皆さまとともに夢を大きくふくらませることから始めたいと思います。上に記しましたのは、その一例に過ぎません。
この「記念事業」のための「実行委員会」を始動させていただくにあたり、なによりも願われますのは、ともに夢を語り、その実現へとひた走る、しなやかな青年の力、ねばりづよい熟年の知恵の集結―、与謝蕪村という、三百年の昔、この大阪に生を稟(う)けた文学者に思いを寄せる同志としてのうるわしい協賛にほかなりません。
 この事業に対しまして惜しみなきお心寄せとお力添えをたまわりますよう、こころよりお願い申し上げる次第です。
posted by 蕪村生誕300年記念事業実行委員会 at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ご挨拶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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